【完結編】中央監視盤のPC化

今回ご紹介する事例は、昨年弊社HPにて紹介させていただいた「中央監視盤のPC化」のその後になります。
3系統のうち、2系統までPC化を進めた状態で半年以上が経過し、ついに残り1系統のPC化が完了しました。
左)更新前の中央監視盤
右)PC化された更新後の状態(画面は追加しました。右側は監視カメラの映像です)
移行期間中に大きなトラブルはなく、オペレータの方々もすっかりマウス操作に慣れてきました。
操作盤からPCに置き換えるにあたり、表示するメーターやボタン、スイッチ等をこれまでと全く同じように配列したこともあり、工事完了の翌朝、弊社技術員が稼働立会にお伺いした際には、何の混乱もなく既に業務がスタートしていました。
前の記事でもご紹介しましたが、独立して稼働していた3系統をシステム的に統合したため、様々なことができるようになりました。
今回の工事の一環で、これまで各系統のメーターを見ながら手で書いていた日報を、システムからまとめて帳票出力することにしました。

3系統の設備を相互接続する為のネットワークも確立しており、今まで人が見て判断して次の工程に進めていたところを、自動的に次の処理へと連動させていく事ができるようになります。”人の判断”を”システムの判断”へと移行するために、現在様々な検討が行われており、作業員の負荷軽減やミス防止の取り組みとしても効果が期待できます。
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