これも"見える化"のひとつです。

@お客様

セメント関連の製品を製造・販売されている、川崎市内のお客様

@課題・ご要望

南京錠での施錠を保ったまま、電路の開放状態を確認したい

@解決策(GENBAキーパーの役割)

電気設備の修理や工事をする際に該当設備の電源は遮断され、電路が開放されていることが大前提です。
こちらの工場様では、作業時の安全管理を徹底しており、様々なルールを設けています。
作業の際には電路(ブレーカ)を開放した後、制御盤にチェーンを掛け、南京錠で施錠し、作業員の命を預かることを意味する『命札』を掲げます。

 
施錠により、第三者による制御盤の開閉はできなくなりますが、同時に中の状態が簡単には確認できないことが難点でした。そこで、今回ご依頼の窓が活躍します。
制御盤の扉を開けなくても、盤内の機器、ブレーカやスイッチ類のオン・オフ状態、電力計など計器類のメーターが見えるようしてほしい、というご要望に応じて、制御盤に窓を取り付けました。見える所に部品を配置するため、取付位置にもこだわりました。 これも"見える化"の一例です。
以前の制御盤
新しく製作した盤

@効果・お客様の感想

扉の開閉をしなくても、制御盤内の電路が開放されていることを容易に確認できます。
『電路の開放、よし!』 今後うちの盤の標準として取り入れていきたいです。
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