定修作業

@お客様

石油関連の加工品を製造している、川崎市内のお客様

@課題・ご要望

工場では、法律に基づく点検や修理、安全のために必要な対策など、様々な作業を行っています。定修(定期修繕)の期間は、工場の稼働をストップし、これらの作業や工事をまとめて実施します。まずご依頼いただいたのは、長く使用している電気部品の交換です。
今回はさらに、製品の搬送ラインのシーケンス回路の改良と、古くなった盤のリプレイスのご依頼をいただきました。

@解決策(GENBAキーパーの役割)

搬送ラインのシーケンス回路は、10年以上前に作成されたものです。シーケンサ本体を更新したり、機能追加等の改造を繰り返していった結果、複雑なものになっていました。コンベア内に人が介在しないと搬送できない箇所があり、大変危険な状態でした。既存の回路を読み解き、お客様のご要望に沿った動作を安全に行えるよう、回路に修正を施しました。搬送ラインの制御については、引き続き改良への協力依頼をいただいています。
古くなった盤のリプレイスについては、必要な改造に都度対応してきたため、不使用の配線や機器部品が残り煩雑になっていた複数の盤を統合し、機能を集約してすっきりとまとめました。

小さな更新や修繕から長期的な設計構想までご相談いただける良好な関係を築かせていただいております。GENBAキーパーとして、今後も更なる改善へのお手伝いをさせていただきます。

@効果・お客様の感想

ボタンひとつでスムーズに搬送ができるようになったこと、古い盤が新しくなったことに対して大変ご満足いただきました。事前にチェックリストを準備して、短期間に様々な更新作業の稼働確認を的確に行ったことに対しても非常に高い評価をいただきました。定修中に突発的に発生した作業依頼にも快く応じたため感謝いただきました。
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