既存の生産工程に砥粒回収システムを追加

@お客様

原石を加工して半導体の基板や純度の高いクリスタルなど様々な用途の製品を生産する、国内トップクラスの技術を持つお客様

@課題・ご要望

生産工程にて排出される廃液を循環させ分離し、砥粒と呼ばれる粒子を回収する装置を導入するため電気設備を更新したい。

@解決策(GENBAキーパーの役割)

既存の生産工程内に、廃液の回収システムと凝集分離装置の制御を追加する。
既存システムの図面から負荷を確認し、新たに必要な動力、電磁弁等の電気部品を選定し、制御盤の仕様を確定。据え付け場所が屋外かつ溶液を扱うことから、メインブレーカは漏電警報付、筐体は錆に強いSUS製を候補にするなど、お客様のニーズやご予算に応じた解決策をご提示させていただいた。当社は、盤の製作、PLCソフト作成および現地調整を行いながら電気工事と稼働確認まで行いました。
これまでは、お客様の方で盤図を作成してからメーカーに製作依頼をしていたとのことで、実現までに時間と労力がかかっていました。
今回は当社に早い段階でご相談をいただきましたので、構想をお聞きして元設計から稼働まで、計画的に工程を管理しながら作業を進めることができました。

@効果・お客様の感想

この設備を導入することにより、産廃処理に毎月20~30万円かかっていた費用を削減できました。
新たな製品への加工や、売却に向けて引き続き検討しています。
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(C) 東京エンヂニアリング