社内セミナー

 
関東でも早々と梅雨が明け、真夏の日差しが降り注ぐ6月最後の土曜日午後、
当社では外部講師をお招きし女性社員に向けて社内セミナーを開催しました。
お話いただいた方は、真白リョウさんという方、音楽家兼作家、そして政治家という、とても多彩な肩書きを持つ女性です。
 
公開されているプロフィールによると、
EXILEやアイドル、TVドラマへ楽曲を提供する傍ら、ケータイ小説を書籍化。
2011年に起こった東日本大震災による福島原発事故後、メディア報道に疑問をもち、政治や世界史を独学で勉強。政治塾で政治を学び、ボランティア活動として政治セミナーを開催しているそうです。
 
今回のセミナーのテーマは、「教科書が教えてくれない、ウソのようなホントの話」
 
一貫したメッセージは、「国が定めた制度、学校で習ってきた歴史、政府が推奨すること、メディアが伝えることが必ずしも"正しい"とは限りません。与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、自分で調べてほしい。」ということです。
そこで何か行動を起こすとなると一気にハードルが上がり難しくなりますが、まずは「知ってほしい。真実を見抜く力をつけてほしい。」ということです。
 
例として挙がったことは、
中央銀行のからくり、種子法、インフルエンザや子宮頸がんなどのワクチン、水の民営化、大麻取締りの歴史など、とても多岐に渡るものでした。 それぞれの事柄について、誰が得をする仕組みなのか、なぜ制定された法律なのか、そもそも本当に必要な事なのか・・・、歴史的な背景や利害関係を知ることによりカラクリが見えてきますよ、という内容でした。
セミナー後、幾つかのキーワードを基にインターネットで検索してみたところ、お聞きした内容含め、様々な情報や見解に辿り着くことができました。
今回のセミナーには、来年4月に入社予定(内定者)の2名にも参加いただきました。中国とミャンマー出身の方々で、歴史的、政治的な話は理解が難しいかと危惧したのですが、無用な心配でした。 それぞれ自国を飛び出して、日本で学び、働く事を選んだ2人、もしかしたら、のほほんと暮らす私たち日本人よりも、情報の取り込み方、物の見方や感じ方、考えて判断する事に長けているのかもしれないと思う面もありました。
 
当たり前と思ってきたこと、正しいと思って疑ってみたことのなかった事について、その背後にあるさまざまな事象・事柄を探ってつなぎ合わせてみれば、違う側面が見えてくるかもしれません。
 
 
セミナーの締め括りは、「今日、私がお話したことも、もしかしたらウソかもしれないし、間違っているかもしれないですよ。情報を鵜呑みにするのではなく、自分で調べるクセをつけてくださいね。」とのことでした。
 
参考情報)
真白リョウさんのオフィシャルサイトとブログです。
http://mashiroryo.com/
https://ameblo.jp/mashiroryo/
オフィスマネージメントチーム
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